さもありなん - 7/17

・九時に起きて十時に起きて十三時に起きた。恐怖の三度寝男。早起きの誓いはどこへ行った？ここにないのでどこにもない。僕の誓いを見つけた方は、あとでこっそり教えてください。

・日曜日だから惰眠を貪ってしまうのも仕方ない。それもそうだ。早起きは明日から頑張ろう。こんな時間まで起きて文章書いてる時点で無理だということがよく分かるな。

・真昼間から日本酒を開けた。コップ一杯で酔えてしかも美味い。最高か？調子に乗って吐くまで飲みそうで怖い。さすがにそこまでグビグビ飲むような男には、ならないぞっ。

・焼酎にも挑戦してみたい。麦と芋の違いすらよく分かってないのに。やっぱ味とか違うのかな。違うに決まってるだろ。麦と芋ってまったく別物だぞ。

・そもそも大吟醸とか純米とかあそこら辺もよく分からない。昼間飲んだ黒松剣菱が純米なのかそうじゃないのか、実は知らない。詳しい方がおられたら是非ともご教授の程をお願いします。

・今日は満月かな〜と思って空を見上げたら別に満月じゃなかった。なんか六分月(存在しない言葉)ぐらいだった。俺のちょっとしたワクワクを返してほしい。ちくしょう。

・新月、半月、三日月など月にも色々あるけど、正直なところ満月以外にはあまり心惹かれない。昔どこかの文章で「欠けた月に魅力などない」みたいな記述を見かけたけど、本当にその通りだと思う。

・あれなんの文章だったんだろう？ここ数年、気が向いた時に探しているんだけど、出典が全く見当たらない。『記憶の奥深くにいる、顔も名前も思い出せないけど自分に優しくしてくれたことだけは覚えている親戚のお姉ちゃん』みたいでちょっと良いな。

・満月に美を見出すのは日本人だけ、という話も聞いたことがある。言われてみればそうかもしれない。lunaが由来のlunaticという言葉は「おかしな」「狂気じみた」という意味だし、狼男も満月を見て変身している。

・俺は別に自分が日本人だから満月が好きなわけではないと思っているけど、そう思い込んでいるだけで実はバリバリ日本の風俗に影響されているのかもしれない。ミームってこえ〜。

・月見しながら日本酒を飲んでみたい。また酒の話してる。小さな頃から、でっけ〜盃に酒を注いで飲んでみたいとずっと思っていた。酒の水面に満月を映して、月を飲んだ男になってみたい。

・とはいえ今日はつまんね〜中途半端な月なので、空を見上げながらグラスを傾けるなどというキザなことはせず、冷房の効いた部屋の中で普通に酒を飲んで寝ます。

・一番好きな比古清十郎の言葉を共有……